Mini LED／Micro LED(Sanan Optoelectronics)

概要

Mini LED（ミニLED）／Micro LED（マイクロLED）とは極めて小さなサイズのLEDチップの総称です。
正式な規格は存在しませんが、概ねMiniは100～200μｍ程度、Microはそれ以下のサイズになります。
最近では量子ドットの技術を使った液晶TVやタブレット型PCのバックライトとして青色のMini LEDが採用されて話題になっています。
高コントラスト、低消費電力、自発光なので薄型化が出来る事からスマートフォンや腕時計、ＡＲ眼鏡など新しい分野で採用が進んで行くと思われます。
弊社取り扱い製品の一例ですが、Mini LEDは100ｘ200μｍサイズ、Micro LEDは34ｘ58μｍ、15×25μｍサイズの製品が提供可能です。
ヒトの頭髪の太さの平均が約70μｍなのでMicroLEDは髪の毛の断面よりも小さなデバイスになります。

三安光電 Mini（ミニ）／Micro（マイクロ） LEDの特徴

弊社は中国のLEDメーカー三安光電（Sanan Optoelectronics）の日本国内で唯一の代理店です。
三安光電はフルカラー、超高輝度LEDエピタキシャルウエハー、チップ、Ⅲ-Ⅴ族化合物半導体、マイクロ波通信IC、パワーデバイス、光通信部品の研究開発、製造、販売を主な事業としています。LEDの基材となるサファイアの製造からEPI（エピ）、ChipProcess、テストまで一貫生産を行っています。基材から生産する事で高品質かつ信頼性の高い製品の提供を実現しています。
供給に関してもMiniであれば、実装技術に合わせてFaceUp／FaceDownのご指定の形態で供給が可能です。
MicroはVerticalType、FlipChipTypeから選択が可能です。

用途・分野

実装密度が高く自発光であるMini／Micro LEDは液晶に変わるデバイスとしてディスプレーや特殊照明など様々な分野で注目されています。
COB（Chip On Board）・COG（Chip On Glass）など高密度実装が可能な為、スマートウォッチやAR眼鏡など
ウェアラブル端末での採用も進むと思われます。

・ディスプレイ分野
　液晶バックライト用光源
　大型ディスプレイ
　ビルボード等のデジタルサイネージ（看板）
　自動車のスピードメーター、インパネ、ＨＡＤ（ヘッドアップディスプレイ）
　スマートウォッチ
　ラップトップＰＣ
　スマートフォン

・照明分野
　室内照明
　医療用特殊照明
　キーボート等の装飾照明

・その他の領域
　AR／MR眼鏡用の光源や表示体
　ホビー関連（玩具、模型、ドローン等の照明）

Micro LED（マイクロLED)の点灯動画

※Mini LED／Micro LEDともに発光するサンプルが御座いますので点灯デモが可能です。
　打合せ時に実物を見て頂く事が出来ますので、お気軽にお申し付けください。

三安光電　Mini（ミニ）／Micro（マイクロ）チップサイズ一覧

お客様の用途に応じたカスタム対応も可能です。
Webでのミーティングも可能ですのでお気軽にお声掛け下さい。