高分解能オシロスコープ HDO4000シリーズ

概要

高速デバイスやパワー半導体が求める常時12ビットの垂直分解能を実現。12.1インチの大型タッチパネルディスプレイを採用、スタイリッシュで省スペースなデザインになっています。
デモ/Webプレゼンテーション承ります。

レクロイ社製高分解能オシロスコープの特徴

HD4096高精細テクノロジ採用で従来の8ビット(1/256)と比較して16倍(1/4096)の高い電圧分解能を実現。
OneTouchMAUI(Most Advanced User Interface)を採用しタブレット感覚のタッチ操作が可能。
 12.1インチタッチパネルを採用する事で高い操作性を実現しました。
サンプリング速度 2.5GS/s、垂直分解能 常時12ビット・4チャンネル測定
持ち運びやすくスタイリッシュかつ省スペースなデザイン

高分解能オシロスコープが必要な背景

近年、ハイブリット車やEV、電子機器用電源などのパワーデバイスの需要が増加しています。
需要の高まりと共に、低損失・高効率・小型・軽量化などの新たな開発テーマ増えた事により、ワイドバンドギャップ(WBG)半導体デバイスの開発が加速、従来のSi(シリコン)だけではなく新たにSiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)に加えGa2O3(酸化ガリウム)などの開発・導入が進んでいます。
こららのワイドバンドギャップ半導体の測定には、大きな同相ノイズ環境下において高速な立ち上がり波形の測定が必要で、広い帯域と高いCMRR性能をもったプローブが必要となります。以前からパワーエレクトロニクス分野で定評のあるレクロイの12ビット高分解能オシロスコープとDL-ISO光アイソレーションプローブの組み合わせにより帯域~1GHz、入力電圧最大2500V、システムDC精度1.5%の高精度な測定を実現します。

分解能の違いによる効果

12ビットの垂直分解能により、8ビットと比べて16倍の解像度が得られます。HD4096の高分解能は量子化誤差を低減させます。
低分解能のオシロスコープで捕捉された信号は、量子化誤差のが大きくなり、結果としてディスプレイに表示される波形の精度は低下します。
12ビットHD4096テクノロジを備えたオシロスコープで捕捉された信号は、量子化誤差が最小限に抑えられるため、正確に表示されます。

 

Ⓐ美しく、鮮明な波形
 ノイズ干渉が最小限に抑えられ、実際の波形が細い線で示されます。

Ⓑ信号の細部の捕捉
 8ビットのオシロスコープでは表示しきれない波形の細部が、はっきりと見えるようになりました。

Ⓒ比類のない測定精度
 測定値がさらに高精度になり、量子化誤差の影響を受けなくなりました。

光アイソレーションプローブ DL-ISO

 
最高の精度、最高の信号忠実度、包括的な接続性を備えGaNやSiCデバイスの特性評価で最高の信頼性を実現します。
 ・1GHz帯域幅
 ・GaNおよびSiCデバイスに最適
 ・システム精度 1.5%
 ・立ち上がり時間 435 ps
 ・高CMRR - 160 dB

 

 

 最高の信号忠実度
 立ち上がり時間が最も速くオーバー
 シュートが最も低く、DUTの負荷が
 低い為、業界最高の信号忠実度を
 提供します。
 

 

 

 

 

Q&A よくあるご質問

Q.装置のデモは可能ですか?
A.デモ機がございますので対応可能です。
Webミーティングも随時対応させて頂きます。
Q.機種選定にはどのような情報が必要ですか?
A.お客様の電流・電圧などデバイスの情報、見たい波形の内容等を教えて頂きこちらからご提案させて頂きます。
Q.打合せは可能ですか?
A.可能です。
東日本は本社(東京)、中京、関西、四国、中国地区は大阪支店、九州地区は九州営業所(福岡)からお伺いさせて頂きます。
その他、ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。